分別と思慮

By | 2016年7月26日

TLで流れてきたフラグメントをメモ。

注目すべきは、ミュソンは七賢から選漏れする事がある程度という事ではなく、プラトンには彼を選ぶ理由があり、アポロンはソクラテスの他にも汝は最も思慮深き者と言っていたようだという事だ。

オイテーの地ケーンに住むミュソンなる者、汝よりはるかに賢き分別をそなえたる人なり。(同106)
この人を神アポロンは、すべての人間たちのなかで最も思慮深き者と仰せられたのであるが。(同107)
プラトンもまた『プロタゴラス』の中で彼に言及して、ペリアンドロスの代わりに彼を七賢人の一人にいれている(同108)

・・・事実を看破した人々は・・・という事を知っているからであります。これらの人々のなかにはミレトスの人タレスがあり・・・ケナイの人ミュソンがあり・・・云々。注によれば七賢の名すべてを挙げたものとしてはこのリストが最古のものだろうと云う。『プロタゴラス』343A、及び岩波版『プラトン全集8』同注。

Myson used to say we should not investigate facts by the light of arguments, but arguments by the light of facts; for the facts were not put together to fit the arguments, but the arguments to fit the facts. (※quoted form here.)

私が同様の事を言うのは、ミュソンがそのように言うからではなく、事実がそれを指し示すからである。

51JKPZ-v8FL._SX346_BO1,204,203,200_2

ギリシア哲学者列伝 上 (岩波文庫 青 663-1) 第九章 ミュソン 99-101頁

原語版:http://www.greek-language.gr/digitalResources/ancient_greek/library/browse.html?text_id=52&page=22

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。